家屋や建物の解体工事を行う前に、ごみや不用品を事前に処分しておくことは工事の円滑な進行にも影響を及ぼす重要なポイントです。また、ごみや不用品の処理を自分でするか、解体業者に依頼するかで解体費用も変わってきます。このブログでは解体工事前の最適な不用品の処分方法について解説します。
目次
自分で処分するか業者に処分を依頼するか
解体工事前のごみや不用品は、解体工事実施日から逆算して処分できるように計画するべきです。通常の一般ごみであれば、自治体のごみの回収日に捨てればいいですし、粗大ごみなどは自治体で実施している粗大ごみ回収に事前に連絡をとり、引き取ってもらえるよう手配し、回収日に家の前の道路付近などの指定場所にだしておけば指定業者が回収してくれます。また、一人では持ち運ぶのが困難な粗大ごみの場合は、粗大ごみ回収の連絡を入れた際に、搬出の手伝いを利用する旨を伝えておけば問題ありません。
処分する時間がないなどの理由で解体業者に不用品の処分を依頼する場合は、不用品の処分費用を含めた解体費用を請求されることがあります。ただし、木製品などの粗大ごみは再資源化できるため無料で引き取りが可能な場合があり、一度解体業者に確認してみた方がいいでしょう。ただし、不用品回収業者のなかには、悪質な業者もいてトラブル事例が増加傾向にあり、注意が必要です。
不用品の処分方法について
家庭の一般ごみとして処分する
家庭ごみとして不用品を処分する場合には、ゴミ袋代のみで済むので安上がりです。 自治体のルールに従って、可燃ごみと不燃ごみに分別して処分してください。
自治体の粗大ごみ回収を利用する
福岡市では粗大ごみ回収を行っており、電話、インターネット、LINEで回収依頼して申し込み、料金、持ち出す場所、出す日を決め、コンビニなどで粗大ごみ処理券を購入し、指定された場所に出します。その際、粗大ごみ処理券に受付番号（または名前）を忘れないように記入しておいてください。
詳細は福岡市の「粗大ごみの出し方」を確認してください。
自治体のごみ処理センターへ持ち込む
最初に電話、インターネットで持ち込み予約をします。予約時には持ち込む品目や車のナンバーを聞かれるので、申込前に確認しておいてください。その後予約時間に遅れないように
ごみ処理センターで受け付け処理と車重計量をしてから、ゴミ捨て場で搬入し、再度、車重計量してからごみ処理費用を支払います。注意点として、各ごみ処理センターで処理可能な品目が違っていたりしますので、要確認です。また、リサイクル可能な品目については、可燃物として処理してもらえず、専用のリサイクル処理場への搬入を求められることもあります。
オークションやリサイクルショップに売却する
ヤフオクやメルカリなどのオークションに出品したり、近くにリサイクルショップへの持ち込みや買取依頼をして不用品を引き取ってもらう方法です。商品によっては、高額買取してもらえる可能性もあります。
家電リサイクル法の対象製品はリサイクルへ
家電リサイクル法の対象製品となる以下の家電は、法律で指定されたリサイクル方法で処分しなければなりません。
エアコン
テレビ ※パソコンのディスプレイは対象外
冷蔵庫・冷凍庫
洗濯機・衣類乾燥機
※だだし、業務用として製造された製品は除く
買い替えの時に家電量販店で引き取ってもらうか、家電を購入した販売店で処分してもらう、もしくは指定の家電量販店で処分してもらう方法のいずれかになります。
詳細は福岡市の「家電リサイクルの処分方法」を確認してください。
その際、廃棄する家電のメーカーやサイズを事前に調べて持ち込むと手続きがスムーズに
完了します。
まとめ
・解体工事前のごみや不用品の処理は基本的に自分で行うこと。
・一般ごみは自治体の回収日へ、粗大ごみは回収依頼もしくはごみ処理場へ持ち込む。
・家電リサイクル対象の家電は指定のリサイクル方法で処分する。
・悪質な不用品回収業者に注意すること。
さいごに
私たち「解体ワンストップ」は、小さな解体(プチ解体)から建物の解体(木造解体・鉄骨解体・RC解体)まで解体工事の専門家として幅広い対応力をもち、 解体工事のプロとして、年間工事5,000件超の経験を生かし、解体から廃棄物処理までの「ワンストップ」対応にとどまらず、申請関係やその後の土地活用まで「ワンストップ」で対応可能なサービスを提供することを目指しております。
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