解体工事の現地調査ってなに

解体工事の現地調査

現地調査(または事前調査)は、解体工事を依頼する前に、解体業者が見積金額を算出するために実際に建物がある場所に赴いて、立地や建物の状態を確認する作業です。建物の構造や立地条件、埋設物の有無などを確認し、正確な見積金額を算出するために行います。

解体工事の立ち会いの要否

解体工事の立ち合いって絶対に必要なのかと考えると、結論としては絶対必要なわけではありません。ただし、立ち合いをしないことでのデメリットがあまりにも大きいと思われます。

解体工事の立ち合いとなると、以下のような状況が考えられます。

①解体工事前の現地調査時の立ち合い

②解体工事契約後の解体作業中の立ち合い

③解体後の現場確認での立ち合い


重要度を考えると、①>②>③となり、

特に、重要度の高い「解体工事前の現地調査時の立ち合い」について説明します。


「①解体工事前の現地調査時の立ち合い」の場合

三つの状況の内、最も重要度が高く、確認事項も多岐にわたります。


⑴解体工事の見積もりに必要な確認

解体作業する範囲:

  お客様の要望されている解体範囲の確認を行います。

  施主様と解体業者間での食い違いを防止することと、解体工事の見積もり作成のための範囲を

確認します。

周辺の道路状況と工事車両の進入路:

  トラックが侵入できるか、重機を使用する場合はスペースがあるかを確認します。

敷地の立地:

  重機が使用できるか、水はけが良好かを確認します。

解体する建物:

  構造や延床面積、アスベストの有無などを確認します。

建物の付帯物・埋設物:

  ベランダ、浄化槽、太陽光発電システムなどを確認します。


⑵隣地との境界の確認

解体工事を行う際には、境界の確認が非常に重要です。建物や構造物の解体によって、周囲の地域や隣接する土地に影響が及ぶ可能性があるため、境界の正確な位置を把握し、適切な手順を踏むことが必要です。以下に、解体時の境界の確認に関する重要な点を説明します。

境界の確認手順

地図や測量図の確認:

  解体する建物や構造物が位置する土地の地図や測量図を確認します。

  これにより、土地の境界線や隣接する地域の範囲を把握します。

現地調査:

  解体現場にて、建物や構造物の実際の位置を確認します。

  測量士や関連する専門家が必要に応じて現地で調査を行い、境界を特定します。

地権者との連絡:

  隣接する土地の所有者や地権者とコンタクトを取り、解体計画や境界に関する説明を行います。

  特に、解体が隣接する土地に影響を及ぼす可能性がある場合には、十分なコミュニケーションが

  重要です。

法的書類の確認:

  土地の所有権や境界に関する法的書類を確認します。土地の登記簿や地籍図、

  隣接地の所有者との境界に関する合意書など、関連する文書を精査します。

境界標識の設置:

  解体現場の境界を明確にするために、必要に応じて境界標識を設置します。

  これにより、解体作業が正確な範囲内で行われることが保証されます。

まとめ

解体工事の現地調査の立ち合いはやはり必要であること。

現地調査に必要なことは、施主様と解体業者、そして隣地の地権者間での「コミュニケーション」がきちんととれているかということ。

さいごに

この度、解体ワンストップは、福岡で解体事業を開始することとなりました。

私たち「解体ワンストップ」は、小さな解体(プチ解体)から建物の解体(木造解体・鉄骨解体・RC解体)まで解体工事の専門家として幅広い対応力をもち、 解体工事のプロとして、年間工事5,000件超の経験を生かし、解体から廃棄物処理までの「ワンストップ」対応にとどまらず、申請関係やその後の土地活用まで「ワンストップ」で対応可能なサービスを提供することを目指しております。

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