解体工事で地中埋設物が見つかった場合について 

解体工事において、古い建設廃材や前の建物の基礎や杭などの地中埋設物が見つかることがあります。地中埋設物の存在は予期せぬ追加費用や工事遅延の原因となり、土地の売却や新しい建築物の建設にも悪影響を及ぼします。今回のブログでは、地中埋設物とはなにか、また地中埋設物のて撤去費用について解説します。 


目次 

・地中埋設物とは 

・解体工事で地中埋設物が見つかった場合の撤去費用について 

・地中埋設物の事前対策 

・さいごに 


地中埋設物とは

地中埋設物とは、過去の建築活動から残された物質や構造物で、これには建築廃材、古い基礎や杭、使用されなくなった井戸や浄化槽などが含まれます。これらが発見された場合、解体工事の進行に影響を及ぼし、追加費用が発生する可能性があります。特に、過去の解体工事が不適切に行われた結果、建築廃材が適切に処分されずに地中に埋められていた場合、これらを撤去する必要があります。また、地中埋設物の発見は、追加の費用や手間を要するだけでなく、法的な責任や土地の売買における問題を引き起こす可能性があります。 

解体工事で地中埋設物が見つかった場合の撤去費用について

地中埋設物が見つかった場合、撤去作業には追加の費用が発生することが一般的です。しかし、これらの費用は撤去する物の種類や量、さらには作業の難易度によって大きく変動します。 

例えば、コンクリートや木材などの建築廃材は、体積に応じて費用が算出されます。コンクリートは約1.2万円から、木材は約0.5万円からとされています。また、浄化槽や古井戸のような大型の埋設物は、個別に10万円からの費用が見込まれることもあります。 

地中埋設物の撤去は、新たに建築する建物の安全性を確保するため、または土地を売却する際のトラブルを避けるためにも重要です。地盤の強度を低下させる可能性があるため、撤去しない選択は将来的なリスクを招くことになります。さらに、地中埋設物が残された土地は、買主との契約不適合責任の問題を引き起こす可能性があります。 


地中埋設物の事前対策

解体工事前に地中埋設物の調査を行うことも一つの方法です。地歴調査や非破壊検査、ボーリング調査など、様々な調査方法がありますが、これらにも費用がかかります。地歴調査は約5〜20万円、非破壊検査は約10〜15万円、ボーリング調査は1カ所あたり約10〜20万円が相場とされています。 

さいごに

私たち「解体ワンストップ」は、小さな解体(プチ解体)から建物の解体(木造解体・鉄骨解体・RC解体)まで解体工事の専門家として幅広い対応力をもち、 解体工事のプロとして、年間工事5,000件超の経験を生かし、解体から廃棄物処理までの「ワンストップ」対応にとどまらず、申請関係やその後の土地活用まで「ワンストップ」で対応可能なサービスを提供することを目指しております。 

福岡市近郊で解体工事をご検討される方、福岡市で相続した不動産の売却を含めた今後の活用方法についてお悩みの方(現在福岡市内にお住まいでない方でも相続した不動産の所在地が福岡市内または福岡市近郊であれば対応可能です) 

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