解体工事が業者によって見積価格が大きく違うのはなぜ?

解体工事の見積作成を依頼した際、大きく見積価格が違うことが多々あります。
お客様によっては「悪徳業者に騙されて不当に高く請求されそうになった…」などと感じることもあるかと思います。逆に工事後に「最初は安い見積だったのに高く請求された」というケースもあります。
今回は解体工事会社とお客様との間で生まれるギャップについてご説明しようと思います!

見積価格が大きく異なる理由

解体工事の価格が会社毎に大きく異なる理由は「案件毎・会社毎で工法や質の違いがある」ためです。

そもそもですが、解体工事は業者によって異なる方法で行われることが一般的であり、それは業者ごとに保有する重機や車両、技術、工夫が異なるためです。(勿論、工事会社が”利益重視”のスタンスで高い見積を作成している可能性も考えられます…)

参考のため、見積価格に大きく影響を与える理由を3つ紹介します!


1. 搬入経路や近隣環境の違い

道路が狭い場合や住宅密集地など、環境によっては手作業による解体や小型の重機の使用が必要となりますし、廃棄物の搬出に小型ダンプカーで対応する必要があります。これにより作業効率や騒音対策が異なります。また、そもそもそれらの重機や機材を解体業者が自前で保有しているか(それともリースや外注で対応するか)という問題も出てきます。
それとは逆に大型の建物の場合、業者が大型の重機を保有していれば、一度に解体作業を進められることでコスト削減が可能です。ただし騒音や振動に対する対策が一層必要となります。

2. アスベストの有無

アスベストについては解体工事の際に非常に有害な粉塵が出ることで注意しなければならず、アスベスト含有建材であれば手作業で解体し、密閉容器に梱包することが必須となります。
ただ、そもそも対象建物にアスベストが含まれているか不明であることも多いですが、このような時にはアスベストが含まれてないことが証明できない限り、アスベスト含有建材として解体工事を進める業者をお薦めします。逆に費用削減のためにアスベスト対策をせずに適当にやってしまう業者に解体工事を任せてしまうと、後々近隣の方などに迷惑もかかりますし、発覚した際には大きな問題となります。

3. 近隣への配慮

住宅密集地では、近隣への騒音や振動・工事時間や期間、など諸問題への配慮の程度が業者によって異なりますし、工法や解体作業のスケジュールにも大きく影響を与えます。
建物を壊すだけなら重機で崩すだけなので誰でも安価で工事できますが、プロフェッショナルとしていかに問題を起こさずに工事完了できるかが解体工事業者としての腕の見せ所でもあります。


解体ワンストップからのおすすめ

建物自体や建物環境は一つ一つの案件毎に全て異なるため、最適な解体方法を提案できるか(費用低減ができるか)は解体業者の知識や経験にかかっています
弊社は熟練の職人たちが見積作成および解体工事を行いますので、安全性とコストパフォーマンスを両立させることに自信があります!福岡市近郊の解体工事をご検討であれば、ぜひ我々「解体ワンストップ」にご相談ください!

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