スケルトン解体について     

解体工事といっても建物すべてを解体する場合もあれば、リフォームのために建物の一部を解体する場合もあります。それがスケルトン解体と呼ばれる解体手法です。この場合のスケルトンとは「建物や船などの骨組み」のことを指し、建物内もしくは部屋のなかの壁、床、天井、配線、給排水機、吸排気設備などを撤去して、骨組みだけの状態にすることです。 

今回のブログでは、スケルトン解体について解説します。 

目次 

・スケルトン解体とは 

・スケルトン解体の手順と費用や期間 

・スケルトン解体と原状回復の違い 

・さいごに 


スケルトン解体とは

スケルトン解体とは、建物の内装や設備を取り除き、構造体だけを残す解体工事のことを指します。この工事は、特にテナントビルやマンションなどで、次の入居者が自由に内装を設計できるようにするために行われます。スケルトン解体は、建物の現状を把握しやすくする、設備トラブルを減らす、レイアウトや内装デザインを自由に設計できるなどのメリットがあります。一方で、初期費用が高額になる、補修費用が必要になるなどのデメリットも存在します。 

スケルトン解体の手順と費用

スケルトン解体工事の流れは、まず貸主との打ち合わせから始まります。契約内容によって、原状回復かスケルトン解体かが決まるため、事前の確認が重要です。次に、複数の業者に現地調査と見積もりを依頼し、業者を選定します。その後、内部残置物の処分、近隣住民への挨拶、工事着工準備、スケルトン解体工事、廃棄物の処理と清掃というステップを経て、工事は完了します。

スケルトン解体にかかる費用は、物件の広さや周辺の環境、解体する内装や設備の量によって異なりますが、坪単価3~5万円、期間は20坪程度の物件であれば、工事期間は最低1か月が一般的な目安になります。 


スケルトン解体と原状回復の違い

スケルトン解体とは、物件の内装をすべて撤去し、建物の基本構造体だけを残す作業を指します。これには、壁、床、天井、配線、給排水設備など、物件に後から追加された全ての部分が含まれます。スケルトン解体は、次のテナントが自由に空間を設計できるようにするため、または建物自体の状態を把握しやすくするために行われます。  

一方で、原状回復は、テナントが物件を借りた当初の状態に戻すことを意味します。これには、テナントが施した改装や追加設備を撤去し、物件を貸し出す前の状態にする作業が含まれます。原状回復は、法律で定められた義務でもあり、民法でも規定されています。 

スケルトン解体と原状回復の主な違いは、スケルトン解体が物件を完全に空の状態にするのに対し、原状回復はテナントが入居時に見た状態に戻すことです。ただし、物件を借りた時点でスケルトン状態だった場合、原状回復はスケルトン解体を含むことになります。 

さいごに

私たち「解体ワンストップ」は、小さな解体(プチ解体)から建物の解体(木造解体・鉄骨解体・RC解体)まで解体工事の専門家として幅広い対応力をもち、 解体工事のプロとして、年間工事5,000件超の経験を生かし、解体から廃棄物処理までの「ワンストップ」対応にとどまらず、申請関係やその後の土地活用まで「ワンストップ」で対応可能なサービスを提供することを目指しております。 

福岡市近郊で解体工事をご検討される方、福岡市で相続した不動産の売却を含めた今後の活用方法についてお悩みの方(現在福岡市内にお住まいでない方でも相続した不動産の所在地が福岡市内または福岡市近郊であれば対応可能です) 

是非、解体ワンストップにご相談ください。 

その他、解体工事の疑問や不安をお持ちの方も、お気軽にご相談ください。 

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お電話は、092-734-5001 

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