なぜ解体工事をしなければいけないの?

遠方に持ち家があるが、今後の活用方法が決まっておらず、空き家になってしまっている方も多いかと思います。そのような場合、売却するか、賃貸に出すか、解体工事をするか、の3つが主要な選択肢として挙がると思います。

今回はそのような場合に解体工事を検討するメリット・デメリットについて紹介していければと思います。

【メリット】

  1. 建物老朽化の危険除去: そもそもですが、地震や台風などによって建物が倒壊する危険性を除去する必要があります。特に窓ガラスなどが割れていたり雨漏りがしていると、家が腐ってしまい倒壊するリスクが増していきます。自身だけでなく、近所に住む住民の方々に迷惑をかけないためにも「空き家」のまま放置するのは一番良くないため、解体工事(またはリフォームして賃貸・売買)を検討されてください!
  2. 資産価値の向上: 今後売却を検討していく場合でも、家自体(特に築30年以上)の建物資産価値は0円またはマイナスで計算されることが非常に多いです。リフォームしてバリューアップして売却(または賃貸)するのも一つの手段ですが、投資金額が必要でありリスクが伴います。さらにリフォーム内容や販売金額が高いことを嫌煙されて、逆に売却が進まないケースも多々あります。逆に更地にするのであれば、数十~数百万円程度の費用で済みますし、購入検討する顧客層が広がり、スムーズに売却できる可能性が高くなります。
  3. 空き地の有効活用: 上記以外で解体工事をする理由として、空き地を活用した現金収入の確保が挙げられます。月極駐車場、コインパーキング、コンテナ型店舗の設置、などによって現金収入を得ることができます。

【デメリット】

  1. 税金は上がる: 不動産には固定資産税と都市計画税(市街化区域内にある土地)が税金としてかかります。通常、住宅など居住用の建物が建っている土地には特例措置があり、200㎡までの部分については「小規模住宅用地」として固定資産税の課税標準額が6分の1、都市計画税の課税標準額が3分の1に軽減されます。解体して更地になった場合はこの特例措置がなくなるため、固定資産税が約4倍、都市計画税が約2倍かかることになります。

解体工事の大きなメリット・デメリットは上記の通りです。デメリットとして税金が上がることを懸念される方も多いかと思いますが、実際は青空駐車場等としての運用で賃料収入が発生するため、空き家で放置しておくよりも多くの場合で解体工事する方がおすすめです!

弊社「解体ワンストップ」の場合、解体工事を単純におすすめするだけでなく、解体せずに戸建賃貸として貸し出した際の賃料収入なども加味してご提案します。弊社は相談・見積作成ともに無料ですので、まずはぜひご相談していただき見積作成をしてみてください!

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